商標権侵害で販売停止になった場合の対処法

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今回は商標権侵害でAmazon販売を停止になった時の対処法について解説していきます。

ここ最近は個人的に審査関連の話題が途切れる事なくドンドンでてきます。

以前は真贋(商品の信憑性)審査について書きました。

Amazonの真贋審査を確実に通す方法1
ここ最近あるカテゴリーの商材で調子よくAmazonで販売していましたが4つの商品が立て続けに審査になってしまいました。 ようするにあなたの販売している商品を本物だと証明しなさいと言うことです。 ...
Amazonの真贋審査を確実に通す方法2
前の記事ではAmazonの審査を通す方法について書きました。 基本的にはこの方法でパスできると思いますが今回の地獄のような連続審査の中で記載した書類だけではなく追加書類を請求されたパターンも...

Amazonから「要ご対応:出品調査のご連絡」という題名のメールが届いた場合はこれらの記事を参考にしてもらえればまず間違いなく乗り越える事ができるのではと思います。

もちろん書類が用意できない場合はアウトですがそういうところから仕入れてる時点でビジネスとしてアウトなのでしょうがないです。

今回は”商標権侵害”の疑いで出品停止になった場合の対処法についての解説ですがこの場合は手順通り進めていけば問題なくクリアできる場合と駄目な場合があります。

最近の私のアカは審査地獄なんですがこの商標権関係の申告も2件あり1件はクリアもうひとつは同業者の中国人セラーからの申告なんでおとなしく諦めました。

商標権侵害で出品停止になる理由

商標権侵害

まず出品停止になる理由ですがこれまで私が経験してきたのは2種類あります。

  • カタログ作成者からの申告
  • メーカーからの申告

この2種類ですね。

Amazonから届く文面は同じですが”権利者”が我々と同業者か否かによって解決できるかできないか変わってきます。

Amazonから届くメール文章

一応Amazonから届く文面も載せておきますが最近私が受け取ったメールの題名は2種類ありました。

  • カタログ作成者(販売者)からの申告の場合は「出品用アカウントについてのお知らせ」
  • メーカーからの申告の場合は「Amazon.co.jpからの重要なお知らせ」

という題名でメールが届きました。メール文章は同じです。

平素はAmazon.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび出品者様の商品について、以下の権利者より商標権を侵害しているとの申立てがありました。Amazon.co.jpでは、出品者が商標権を侵害する商品を出品したり、商品詳細ページを作成したりすることは認められていません。

本Eメールの末尾に記載されている商品の出品をキャンセルさせていただきましたのでご了承ください。この商品の出品を再開するには、権利者からの申し立ての取り下げが必要になります。権利者のご連絡先情報は次のとおりです。

— 権利者の名前
— 権利者のメールアドレス

権利者が申し立ての取り下げに同意した場合は、notice-dispute@amazon.co.jpまで申し立ての取り下げをお知らせいただくよう権利者にご依頼ください。

申し立ての対象となった商品が権利者の商標権を侵害していないと思われる場合は、補足情報を添えてnotice-dispute@amazon.co.jpまでEメールでお知らせください。

権利者が申し立てを取り下げない場合、または出品者様より必要な情報をご提供いただけない場合、権利者の要請に応じて出品者様の連絡先情報を提供する可能性がありますので、ご了承ください。

当サイトは知的財産権の侵害を深刻に受け止め、現在、出品者様のアカウントの審査を進めさせていただいております。出品者様の商品についてさらに問題に関するご連絡が寄せられた場合には、直ちにアカウントを閉鎖させていただくことがあります。

詳細については、セラーセントラルヘルプページの「知的財産権とその他の権利の侵害」を検索してご確認ください。

ASIN: ○○
侵害の種類: 商標権
申し立て番号: ○○

何卒、よろしくお願い申し上げます。

カタログ作成者からの申告

まずカタログ作成者からの申告ですがこれは同業者からの申告です。

カタログ作成者というと変な感じしますが要するにそのカタログを作って販売もしているセラーです。同業者。

中国のあるメーカーの家電を一人の中国人セラーがずっと売っていたんですがこれがまたバカ売れしてしてたのでダメ元で仕入れできないかリサーチしてみたら意外とすんなり利益が出る価格で仕入れできたのでそのまま相乗りで出品してみました。

そしたら1週間くらいして上記の「出品用アカウントについてのお知らせ」というメールが届いて出品停止になりました。

そのメーカーの商品を売っているにも関わらず”商標権の侵害”で販売停止になるわけです。偽物が出回るレベルのメーカーでは無いです。

例えば私が”SONY”というブランド名を付けて家電を販売していたのであれば商標権の侵害にあたりますがSONY”の商品を仕入れて販売していたらSONYから申告されたみたいな感じです。

因みに検証とネタの為に何度かメールしてみたら中国人と思われる妙な日本語で「当社はこのブランドの専売権を持っています」みたいな事を言ってきましたがよく分かりません。

確かにブランドによってはAmazonの専売権とか与えてる場合もありますがそういう場合はブランドが卸し先を規制すべきなので卸してる時点で意味が無いわけです。

でも理由はなんであれ”権利者”がAmazonに申告して一定の基準を満たすと出品が取り消されてしまいます。この場合の権利者は”カタログ作成者”ですね。

因みにこの場合は出品再開は非常に困難です。ココらへんはAmazonクオリティーですね。

メーカーからの申告

先程は同業者からの深刻なのでややこしかったですがメーカーからの深刻で出品停止になった場合はちゃんとした手順を踏めば販売再開できます。

要するに「ちゃんとあなたのメーカーの本物を売っているよ」とメーカーに証明すればまともなメーカーであればAmazonに連絡して深刻を取り下げてくれます。

あとこの場合の文面は”商標権”となっていますがメーカーの決まりに沿って販売してなかった場合も同じ文面が届き停止になります。

今回の私のケースは価格ですね。メーカーが決めた価格があったのですが知らずに安く販売していたので理由はなんであれ商標権の侵害という事でAmazonに申告されたわけです。

多分メーカーが価格うんたらかんたらでAmazonに申告してもAmazonは受け付けないんだと思います。Amazon自体が薄利多売の世界代表みたいなものなんで。だからメーカーはAmazonが動いてくれる商標権侵害とか理由をつけるわけです。

商標権なんたらかんたら系の文面が届いて販売停止になる場合はだいたいこの2種類の理由です。

商標権侵害で販売停止になった場合の対処法

次に対処法について具体的に解説していきます。

カタログ作成者からの申告

この場合は残念ながら再出品は難しいです。

再度強引に出品してまた申告されたら恐らくアカウントも無事ではないでしょう。なので諦めた方がいいです。

要するに例えば専売権を持っている持っていないなどに関わらずただの相乗り対策の場合が多いです。Amazonから送られてくる文面に「”権利者”と話し合って申告が取り下げられたら・・」とありますがこの”権利者”が申告を取り下げるわけがないのでどうあがいても無駄です。

相手もAmazonのシステムをよく理解して相乗り防止対策をしているわけですからそれなりに上手です。こういうセラーはカタログを見ればすぐに分かるので近寄らないようにしましょう。

また逆に考えればこのAmazonのシステムを使えば相乗り対策もできると言うことです。

メーカーからの申告

次にメーカーからの申告ですがこれはちゃんと手順を踏めば販売再開できます。

さっきの相乗り対策ではなく”商標権の侵害”の疑いでは無いにしろメーカーはなにかしら不都合な事があるのでAmazonに申告しているわけですからそれを解決して正規代理店から仕入れている証拠を見せたりすれば申告の取り下げはされます。

今回の私のケースは”価格”でしたが他にも色々と理由はあるでしょう。ケースバイケースです。

この場合はAmazonからのメール文章内にあるアドレスに連絡して相手の言うとおり進めていけば問題ないはずです。

メーカーは基本同業者ではないですからまともなメーカーであればちゃんと話し合いになると思います。

まとめ

ということで”商標権侵害の疑い”の場合の解決法について書いてきましたがここらへんはAmazonのシステム的な事が色々と絡んでくるので面白いと言えば面白いです。

このシステムを逆に利用することもできるわけですからそこら辺は臨機応変に上手くやっていけばいいのではないでしょうか。

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